乳房再建 手術前のQ&A手術前の先生とのQ&A(医学用語などは間違っているかもしれませんがお許しください) ●術前の自己採血の必要は? 出血は極めて少なくて、多くても100CC程度なので、ひどい貧血がなければ必要がありません。 (私は血液検査の結果 必要なしでした) ●術前にしておく体の管理はありますか? 特にはない。風邪をひかずに元気にしていてください。 ただ 術後は太らないように。+1割まではぎりぎり許せるが・・ 太ると血管も長く必要になり末端はより細くなる、血行が悪くなることが問題です。(現在 人生MAXの体重の私には耳の痛いお話でした) ●お腹の傷はどのような感じになりますか? 一部をとると お腹の方がでこぼこの状態にならないのか? 傷はお臍の下に横一本。下着の中に隠れます。 ギャザーをたたむ感じなので傷の脇を自然に収めようとすると傷が長くなります。 なるべく自然になだらかに成るようにして、それでも脇に少し出っ張りが出た場合は、修正手術のときに修正します。 ●お臍は? そのままの位置で残します。 ●胸の下から自然な形になって欲しいけれど可能でしょうか?(私は太っているので胃のところにも脂肪がいっぱい) 胸の下から腹部に向かって押さえ込むように脂肪を移動して、自然になるようにします。 ただ(私は)漏斗胸があるので、もともと胸の骨が前に開いているので それは漏斗胸の手術をしないと治せません。 (私の要望・・できるだけ取って綺麗にしてくださいね←はい、頑張りますw) ●妊娠線や虫垂炎の跡がありますけれどどうなりますか? 虫垂炎の手術跡は血管が使えないと思うけれど、まとめて採ってしまいます。 血流を調べる機械があるので、それを使って検査しながら使えるものは使います。 妊娠線は消せないけれど、なるべく綺麗な皮膚を胸に使い、目立ちにくいようにします。 横に使うことで目立ちにくくなるし、お腹の時と力のかかり方が違うので目立ちにくいです。 ●暑い時期にかかってしまいますが 傷の化膿などに影響がありませんか? 傷の化膿は問題が無いけれど、テープのかぶれに注意が必要です。 ●テープにかぶれやすくかぶれ痕が残ってしまいます なにか方策は有るか? かぶれにくいテープを使用して、軟膏との併用をします。 数日テープを貼ったら、軟膏だけの日を数日というようにします。 テープの粘着と汗が問題なので、貼る時は肌の水分をしっかり取ってから貼ってください。 ●傷跡を綺麗にしたい。傷跡はどのくらい予後が必要ですか? 抜糸までの期間は1週間~10日 テープを貼っておく期間は お腹は2ヶ月 胸は3ヶ月 ガードル着用期間は3ヶ月 運動をするときはその後3ヶ月は安全の為着用して欲しい。 ●腰痛があります。 術後の安静時期の腰痛が心配です 無圧マットや円座などを利用すると辛さが軽減されると思う。 血流の確保をより確かなものにするために、安静期間が必要なので頑張って! ●左脇と背中にかけてしびれ感があるが改善される見込みはあるか? 乳がんの手術時にリンパ覚醒で脂肪も取ってしまっているので、血管が皮膚と骨に近くなってしまっているからだと思われます。 脂肪があまったら、脇に埋めてきます。保証はできないが それで改善されることもあります。 ●術後の制約は? ・ブラジャーは1週間はつけないでください。退院後1週間で外来診察がありますのでそれから ワイヤーなしのブラジャーが着けられるようになり、1ヶ月でワイヤーのあるものも大丈夫になります。 ・ガードルは3ヶ月はしてください。 ゴルフなどお腹を捻る運動は6ヶ月まで運動時にはガードルをしてください。 ・水泳は 水がガードル代わりになりますので、すぐからでも大丈夫です。しかし、あまり激しい泳ぎはしないで下さいね。 それでも お腹が出てしまうようだったら、筋幕のやぶれが考えられるので、修正手術の時に人口筋幕を入れます。 ・体重を増やさない! ・うつ伏せ寝はしばらくしないでください。 ●乳頭作成について 健側の乳頭を傷つけたくないのだが ウェストのところなど 色の黒ずんだ部分を使うことはできないか? 乳頭がつぶれることを防ぐ方法はないのか? 軟骨などを入れる方法は? ・場所はご希望が有れば出来ますが、様子をみてまた相談しましょう。 ・乳頭は軟骨は脂肪より固いので、脂肪の中にめりこんでしまう恐れがあります。そこで 手首の使われていない筋を利用します。 ただ これは誰にでもあるわけではありません。(幸い 私には有りました! 使っても貰うつもりです) ●修正手術が必要ですか?どのくらいの時期に? 半年から1年後に 乳頭の作成時に一緒に修正します。 ●健側の胸の吊り上げや豊胸などの必要があるか?時期は? 考えるとしたら、修正時に同時に行うことになるが、それも術後の様子を見て判断しましょう。 血流が確保できない場合 CTなどでは確認できている血管は動脈で、静脈が万が一使えない場合(放射線をかけていているので)腹筋を使うケースもあること。 術後 血流が確保できない場合は手術した箇所を取ってしまうこと。 などなど、様々なリスクを丁寧に説明していただきました。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|